認知症
- 同じことを繰り返し聞くようになった
- 約束を忘れてしまう
- 慣れた道で迷う
- 今までしていたことをしなくなった
- 元気がなくなった
- 怒りっぽくなった
- 疑い深くなった
- ありもしないものが見えるようになった(幻視)
- 睡眠のバランスが崩れた
- 転びやすくなった
- 排泄がうまくいかなくなってきた
- 性格が変わった
- 社会のルールが守れなくなってきた
- 言葉がうまく出なくなった
これらの症状は認知症の方、認知症のご家族の方からよく聞かれる症状です。
認知症は歳を重ねる中で多くの方が向き合うことになる疾患です。
認知症にはアルツハイマー型認知症、血管性認知症、レビー小体型認知症などいくつか種類があり、種類により病気の症状、困りごとは本当に様々です。
認知症の種類によっては早期発見、早期介入、あるいは薬物療法により生活の力をより長く保てる可能性があります。もし薬での治療が難しい場合でも、適切な支援や交流の場を得ること、ご家族、ご本人ともに病気の症状と対応を知ることでご本人のQOL(生活の質)は格段に上がります。
また、一見認知症に見えても実は認知症ではない他の病気が隠れている場合もあり、そういった病気では適切な治療により元の元気な状態に戻れることもあります。物忘れ=認知症と決めつけず、そういった治療可能な病気を見逃さないことも非常に大切です。