社交不安障害
- 他の人から注視されることが怖い
- 社交の場面を回避してしまう
- 発表、プレゼンなどで注目を受けるときに頭が真っ白になる、顔が赤くなる、手が震える、汗をかく、吐き気がする
こういった困りごとを抱えている方は、社交不安障害の可能性があります。
比較的若い方に多く、特に自己評価が低くて他者からの批判を怖いと感じる方に多いとされています。
社交の場面では多かれ少なかれ緊張を伴うものではあり、それと上手く付き合っていければあまり問題と考える必要はないと思います。一方で、それが酷くなると生活への影響が大きくなり活動の範囲や内容が大きく制限されてしまうため、苦痛を感じている方は受診を検討しても良いかもしれません。
抗うつ薬による薬物療法に加え、具体的な困りごとに対して対処法を検討してくこと、うまく付き合っていく方法の模索が主な治療になります。